先日の Windows 版 GnuPG 2.2.29 の出力の一部が文字化けする問題 について、下記の環境変数を設定することで、タイムゾーン部の文字化けをなくすことができた。
変数名 | 変数値 |
---|---|
TZ | JST-09 |
LANG | ja |
「システムの環境変数」と「ユーザーの環境変数」のどちらに設定するかは、利用環境に応じて検討を。
環境変数 LANG の設定については、前回の余談部の問題を回避するために設定している。
環境変数 TZ を設定していない場合
タイムゾーン部の「東京 (標準時)」と表示されるべきところが文字化けする。
環境変数 TZ に JST-09 を設定した場合
タイムゾーン部の「東京 (標準時)」と表示されるべきところが「JST」の表示に変わる。
この設定で文字化けは見られなくなるものの、 GnuPG 2.2.27 以前のようにタイムゾーン部が「東京 (標準時)」と表示されるようになったわけではないため、「解決」と言ってしまうのは語弊があるような気もするが……。